
行政書士試験の勉強をされる方で、参考書・テキスト選びに悩まれる方も多いのではないでしょうか?
参考書やテキストは出版しているところによって様々な特徴があるので、その特徴を把握したうえで自分にマッチした教材で学習することが非常に重要です!
そこで本記事では、問題集・直前対策・過去問なども含んだ、主な出版社のシリーズものを7つピックアップしてみました。
購入者の口コミや評判も加味しながら、直近の発売日・目安発売時期もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
合格革命 行政書士シリーズ

合格革命 行政書士シリーズの特徴
合格革命 行政書士シリーズは、フルカラーで初学者にも受け入れられやすい教材・テキストとなっています。多彩な図表で初めて法律関係の学習をされる方でも理解しやすいように工夫され、重要な項目は付属の赤シートで隠すことができるのが大きな特徴として挙げられます。
各テーマごとに確認テストが設けられており自分の理解度を認識しながら学習を進められるので、単調な学習ではなくメリハリをつけた学習をすることが可能です!
また、2021年版から別冊六法が付属するようになり、2024年版からは本体が4分冊にセパレート可能になったため、持ち運びにも便利になりました。
なお、問題集も豊富に用意されているので、自分が苦手な部分を重点的に解くことができるのもうれしいポイントとなっています。
口コミを見ても他の人気シリーズと比べて高く評価されている方も多いので、迷ったら一番手に検討することをおすすめします^^
合格革命 行政書士シリーズの評判・口コミ情報
「合格革命 行政書士シリーズ 基本テキスト」の購入者の評判口コミ

合格革命の基本テキストは、伊藤塾のうかる行政書士、LEC出る順、トリセツを読み比べて一番理解しやすかったです。合格革命の基本テキストは必要な論点を網羅しており、図なども載っており理解しやすいです。別冊の六法もつかいやすいし、本文中に必要な判例も載っているので、判例集を別途買う必要もないと思います。



本テキストは、まずフルカラーで見やすい。そして何よりわかりやすく、重要ワードも赤で書かれており、赤シートで隠せる仕様がとても捗り、様々な勉強方法でも活用できます。判例もかなり載っているのと基本的な事項、応用的事項として受験テクニックや具体的なイメージ、用語の説明も横の方に載ってある為、初学者にも分かり易く作られてます。



個人の主観ですが伊藤塾と比べ読みやすく、ソフトでありながらも真面目な語りや装丁に好感が持てます。情報量もかなりあります。40歳のど素人が通信教材にも頼らず独学で勉強するので、とにもかくにも合格革命のアドバイス通りの勉強をしてみようと思います。
「合格革命 行政書士 問題集シリーズ」の購入者の評判口コミ



過去問なので問題がいつの何問題なのかの記載があるのは良い。解説がLECの肢別過去問集と比較して分かりにくいように感じました。文字の見やすさもLECの方が見やすい。分冊出来たらもっと良かったように思います。分厚いままだと使いにくいので結局は自分で分冊しました。



基本的には左側に問題、右側に解説と解答があり、この構成が非常に良いです。本書の問題は9割5分が過去問で、残りがオリジナル問題で、また同社のテキストとほぼ同じの800ページ程あり、問題数が多い点が最も良かったです。1ターンを終えたので、更に繰り返し演習をしていきます。



一問一答形式で分厚い問題集。科目ごとに要点のまとめられた問題がかなりあるのでテキスト読み込み後の知識のアウトプットに適していると感じます。この肢別本でわからなかった問題を基本テキストと見比べながら知識を増やしていくような勉強の仕方になると思われます。とにかく多くの問題を効率良く回したい人にはオススメします。
合格革命 行政書士シリーズの直近発売日や発売目安
- 初学者でも理解しやすい
→ フルカラーで見やすく、多彩な図表あり - 付属の赤シートあり
→ 答えを隠しながら進められるので効率的 - テーマごとに確認テストあり
→ 理解度を確認しながら進められる - 持ち運びに便利
→ 本体が4分冊にセパレート可能で別冊六法も付属 - 問題量が豊富
→ アウトプットに最適 - 評価が高い
→ 他の人気シリーズと比べても高く評価されてる方が多い
出る順行政書士シリーズ


出る順行政書士シリーズの特徴
大手の資格スクールLECから出版している「出る順 行政書士シリーズ」。LECは幅広い資格を取り扱っており、かつ数多くの合格者を輩出してきたスクールなので、学校としての信頼性は十分です。
このシリーズは出題率の高い内容順に構成され、1項目につき2ページの見開き完結形式にまとめられているため、効率的な学習をすることができます。
側注には項目に関する重要度や専任講師からのアドバイス、用語解説などが掲載されているので、学習につまずきにくくなっているのも嬉しいポイントです。
問題集や過去問も過去10年分と豊富に用意されているのもGOOD!
なお、このシリーズは正統派の“教科書”という作りで、図やイラストは少なめ、色味も黒・青のみの2色刷りなので、少し読みづらく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
出る順行政書士シリーズの評判・口コミ情報
「出る順行政書士シリーズ 合格基本書」の購入者の評判口コミ



中は青と黒の2色刷り。行政書士対策用のコンパクト六法がついており、分冊できる形となっています。中身は、七編まで、冒頭に過去十年の出題傾向の統計が載っています。その後からテキストですが、文章は読みやすく、解説もわかりやすいです。かなり文字がぎっちりしたテキストではありますが、図の挿入やフォントに違いを出して、目がきちんと文章を追っていけるように考えられた作りとなっています。



独学でレックの行政書士教材を全て揃えて学習しているが、テキストを読み、過去問を解いた後にこの本を読むと一気に頭に定着する感じ。紛らわしい部分の比較もしやすいし、本試験までにパラパラとこの本をめくって眺めた時に問題の出方も思い出させられるようになれれば合格出来そうって思う。



丁寧な解説で、行政書士試験の合格のために必要な学習の全容を知ることができます。2色刷りで解説が詳しく、欄外に講師からアドバイスが載っていますので、全体を通して親切な編集だと思いました。巻末の「行政書士試験コンパクト六法」は別冊としての扱いが可能です。ここに注意、などが示されていますので、効率の良い学習が出来ました。冒頭の「行政書士試験ガイド」を見れば、学ぶべき範囲も見えてきます。
「出る順行政書士シリーズの問題集」の購入者の評判口コミ



本書は過去問10年分を分野ごとに収録しており理想的。重要度の指標や正答率も問題への意識づけ、優先度の整理などに活用できる。LECは基本テキストとして「合格基本書」を出しており、合格基本書での該当ページも記載されているので、これと合わせて使うとさらに効率的ですが、LEC以外のテキストを使う場合でも本書で過去問に取り組むのは大いに効果的です。



問題数を多くこなしたい、というフェーズの方をのぞいて、本格的な過去問研究に使ったり、テキストの演習としても使えます。また、難易度、重要度等の解析情報も載っていますので、量の多さを効率的にこなしたい方はまずは最重要とされる問題から取り組んでも良いです。解説は「適切」です。必要な情報は必要なだけ載っているという感じで、一通りテキストと演習をこなしているのであれば、独学であっても十分に取り組むことはできます。



五肢択一に慣れるための過去問です。学習初期は、別の出版社が出してる肢別過去問を解いてましたが、これだと本試験の五肢択一に対応できないため、LECの問題集を購入しました。五肢択一に慣れるし、肢別過去問とは違う視点で問われるので、購入して良かったと思います。過去問10年分なので、分厚いのは仕方ありません。
出る順行政書士シリーズの直近発売日や発売目安
- 効率よく学習できる
→ 見開き2ページで1つのテーマが完結 - 学習につまづきにくい構成
→ 側注に用語解説やワンポイントアドバイスあり - 正統派の”教科書”
→ 図やイラストは少なめで正統派の”教科書”が好みの方にマッチ - 豊富な問題集
→ 過去10年分あり
みんなが欲しかった!行政書士シリーズ


みんなが欲しかった!行政書士シリーズの特徴
「みんなが欲しかった! 行政書士シリーズ」はこだわりのフルカラーで、各論点のイメージをつかみやすいように、図表とイラスト中心で解説されています。
本書では重要項目や必要な基本項目を中心に学習し、細目部分は大胆にカットされているので、メリハリをつけた学習ができるテキスト教材となっています。逆に言うと、法律初学者の方がこの教科書だけで合格を目指すとなると少々ハードルが高いです。
また、出題頻度に合わせてそれぞれの内容を重要度分けしており、知識確認にもなるように適宜一問一答式の確認問題も用意されています。4冊にセパレートできるので、持ち運びに便利なのも嬉しいポイントです。(別冊六法もあり)
問題集は過去問とオリジナル問題を厳選して収録された構成となっており、図表と講師による解説も掲載されています。解答等の語句などは赤シートで隠すことも可能。
多肢選択式と記述式には問題ごとに「みんなが欲しかった! 行政書士の教科書」とのリンクが掲載されている ので、理解できないところがあればすぐにテキストで確認できるようになっているので効率よく学習ができますね!
みんなが欲しかった!行政書士シリーズの評判・口コミ情報
「みんなが欲しかった! 行政書士の教科書」の購入者の評判口コミ



5分冊版で、滝澤ななみ先生直伝の大変見やすく分かりやすいフルカラーレイアウト(図式化など)が施されており、宅建士シリーズで先生のファンになられた方にはお勧めの一書だと思います。第5分冊が「みんなが欲しかった! 行政書士試験六法」(全175頁)で、六法を買う必要もとりあえずなさそうです。



初学者の人も対象ということで、全範囲の中の重要項目30をおさえているが、これがとてもいいと思う。法律ごとに簡潔にポイントを示しているので、これから勉強していくのに役立つ。この本では、法律行為的行政行為の説明では、表で1ページ全部を使い、命令的行為と形成的行為にしっかり分けて書いており、そこを画にしていることで、違いが納得できる。難度の高い場面でイラストを用いていることで、とても理解しやすい。



憲法、民法、行政法、その他、六法の5分割可。赤シート付。同社の出している「合格革命」シリーズと比較すると初心者向けで、初めて勉強する方にも分かるように解説が丁寧になっている印象。この本でも難しいという方には、シリーズに「はじめの一歩」がありますので先に勉強しておくと少し理解しやすくなると思います。分割できるため持ち歩きやすく、ちょっとした隙間時間に勉強しやすい。1から勉強したい方向け。
「みんなが欲しかった! 行政書士の問題集」の購入者の評判口コミ



教科ごと分割できて便利だが、情報が豊富でカテゴリーを分けた方が使いやすい。その分情報量が多いということでもあるが。行政書士の本試験には暗記ばかりでは太刀打ちできないため問題もあるため、応用力を養うには他をシリーズの問題集をあたってもよいと思います。



全体的にバランスがとれていて良いとは思いますが、慣れてくるとちょっと簡単すぎる気がしました。問題解き始めの入門用として取り組み、行政書士試験に合格するには、もう少しレベルの高い問題集にチャレンジというのが回答力を身に着ける近道になると思いました。



解説が丁寧で、使いやすい本で、正答率が表記されているので、参考になります。解説ごとに出題ポイントが記載されており、問題を解く上でのアドバイスがあるのが良いです。個人的には紙質も、レイアウトも落ち着いており、学習していて疲れません。買って良かったと思います。肢別過去問集をメインに使いつつ、本試験ではどのように問われているのか、確認しながら使うと良いです。なお、記載されている正答率はかなり高めです。
みんなが欲しかった!行政書士シリーズの直近発売日や発売目安
- フルカラーで図表イラスト中心
→ 視覚的に内容を理解できる - 重要ポイントの内容把握に最適
→ 重要ポイントを中心に解説されており、細目部分は大幅カット - 持ち運びに便利
→ 本体が4分冊にセパレート可能で別冊六法も付属 - 効率よく勉強ができる
→ 問題集は教科書とのリンクが掲載 - 問題集と別冊六法は付属の赤シートあり
→ 答えを隠しながら進められるので効率的
うかる! 行政書士シリーズ


うかる! 行政書士シリーズの特徴
「うかる! 行政書士 シリーズ」は、行政書士試験の本格的学習を始める方におすすめできるシリーズとなっています。
うかる! 行政書士の入門ゼミは、勉強方法や学習の進め方など初学者向けのガイダンスも充実しており、試験の全体構造や基礎知識を理解度を上げるために図解や事例で徹底的にわかりやすく解説されています。総合テキストに入る前の基礎固めとして使え、総合テキストの章ごとに一問一答式問題が設けられているので、問題を解き理解度を深めながら学習を進めることが可能。赤シート対応もありです。
行政書士試験科目の中の憲法学習でも使われている「判例」は、事件名、争点、結論、判旨に分別されており、民法や行政法なども法の意義や要件も整理され、事例も交えた説明・解説が記載されています。
問題集等は伊藤塾オリジナル問題で厳選された過去問題を使用し、高配点の記述式問題が多く収録されています。
うかる! 行政書士シリーズの評判・口コミ情報
「うかる! 行政書士シリーズ 総合テキスト 」の購入者の評判口コミ



入門・基礎定着のテキストとしては良く、フルカラーでイラストなどもついており、説明も堅苦しくなく、分かりやすい。ただ、合格レベルまでには正直足りない(厳密にいえば不可能ではないでしょうが、記述や一般常識が良くなければ厳しいかと。)赤文字になっていない所にも大事なところがたくさんある。基本的には丁寧な説明だが、出題率がそこまで高くない分野については説明が雑。



行政書士試験で1番役に立った参考書は何かと聞かれたら迷わずこのシリーズを答えます。ある程度勉強をしたけど知識が断片化しているという方にものすごくオススメです。小手先のテクニックなどではなく、頭の中の知識を整理しアウトプットするための最適化をしてくれる逸材です。この書籍の性質上、使用時期はインプットのテキストを終えた段階、若しくは過去問に手をつける段階で読むのがベストでしょう。



初めて法律の勉強を始めて、基本テキスト、基本問題集、肢別過去問集などを2、3周くらいやり、そこで最初の壁にぶち当たって、過去問に取り組んでも歯が立たないと悩んでいる人が読むと役立つ本。つまり、初学者が中級にステップアップするのにちょうどいい。基本的に、各法律分野の本質的な部分を解説しているのではなく、「問題文や選択肢に、このキーワードが出てきたら、こう解く」という、一種の《受験テクニック》をまとめている書籍である
「みんなが欲しかった! 行政書士の問題集」の購入者の評判口コミ



別冊切り離しタイプで2回分の模試が収録されていて、レベルはまさに本試験レベルです。文章の癖もよく似ています。各問題の難易度、正答率なども記載されているので、答え合わせ後メリハリある復習ができます。同シリーズのテキストを参照しているので、テキストも合わせて揃えると効率がよいです。弱点チェックシート、本試験前のポイントおさらいなど、試験前に見ておきたい情報がたくさんありますので、満足していおります。



実戦形式での予想問題が2回分収録されています。特に法律系科目の解説はとても濃密に書かれています。マーク式・記述式の解答用紙が付いていないようなので、解答用紙用の紙を用意するか問題用紙に直接書き込むという形になると思います。また、解説動画もあるようです。問題冊子と解答冊子は切り離すことができるものの、問題冊子を1回分ずつではなく2回分すべてを切り離す形になるので取り回しがちょっと良くないかなと思いました。



前半が、解答解説で巻末に分冊出来る問題集を収録しています。ですから、問題を解く際には一切答えは目に入らないし、答え合わせのときは、両方開けるので便利です。ボリューム的には、解答解説2 問題集1という配分でかなり解説にページ数を割いています。解答解説にテキスト的な役目を持たせているので、間違ってる選択肢も合ってる選択肢もより知識を高めることが出来ます。問題の難易度も分かるので、直前準備には良い一冊だなって思いました。
うかる! 行政書士シリーズの直近発売日や発売目安
- 初学者向けガイダンスが充実
→ 入門編は法律初学者にも分かりやすい解説あり - 理解度を深めながら進められる
→ 章ごとに一問一答式問題が設けられている - 事例も交えた解説が頭に残る
→ 事件名・争点・結論・判旨に分けて端的な記載で見やすい - 付属の赤シートあり
→ 答えを隠しながら進められるので効率的 - 記述式に不安がある方におすすめ
→ 高配点の記述式問題が多く収録
行政書士合格のトリセツシリーズ


行政書士合格のトリセツシリーズの特徴
LECの「行政書士 合格のトリセツ 」は2020年版からフルカラーが採用され、図表やイラストも豊富です。
細かいアウトプットができるように確認問題も用意されており、全体的に解説量も多く広範囲に亘って対応しています。ですが、図解を中心に構成されながら解説も入れている構成となっていますので、注釈が多くなり人によっては読みにくいかもしれません。
逆に図解・イラストが中心のテキストの方が学習しやすいという方にはおすすめできます。
あと、5冊にセパレートできるのも持ち運びがしやすくてグッドです。(本編4分冊+別冊六法)
問題集も同じく解説が丁寧で、厳選された250問が収録されています。また、解説の1肢ごとに参照箇所のページ数が明記されているので、素早く基本テキストとリンクすることも可能。
問題集の印刷は2色刷りで分野ごとに異なる色が使用されているため、他の問題集よりもカラフルな印象を受けますが、赤シートは使えないデメリットがありますので注意が必要です。
行政書士合格のトリセツシリーズの評判・口コミ情報
「行政書士合格のトリセツシリーズ 基本テキスト」の購入者の評判口コミ



法律系の資格で人気のある行政書士の受験対策本です。 定番はレックかタックですが、レックの方がより高尚な記述の仕方が多いような気がします。かといってこのトリセツシリーズは非常に読みやすく、フレンドリーな仕上がりです。 これから勉強する方にとっておきの一冊だと思いました。



必要十分な情報量。逆に「もっと丁寧に解説してほしい」「前後のところも解説してほしい」と思わないことが無いわけじゃないですが、細かすぎるところに最初から時間を割いても仕方ない。いかに行政書士のこのテキストが法律の知識を必要十分に要領よくまとめていたかがよーくわかります。過去問、問題集をおさらいましたが、ソッチの解説とこっちの解説で大概のことは解決しました。ページ数がたかが知れてるのでコスパ良かったです。



6割をなんとかゲットするための本」であって、高得点で合格するためのものではないことは理解していますが、それにしても少し端折り過ぎの気がします。予備校で著者が講義するときは、きっと説明しているであろうと思われる内容も書かれていないです。実際の試験では、6割を目指しても6割取れません。8割目指す勉強をして、なんとか6割とれる感じでしょうか。
「行政書士合格のトリセツ 問題集」の購入者の評判口コミ



前年度版 同様に「憲法・民法・行政法」等のテーマ毎に分けて、只管に「問題&解答解説」が列記された問題集ですが、前年度版よりも質量は1割程増しています。全問に『重要度判定』が添えられ、更には5択問題に対する(誤答も含めた)多くの解答解説に、姉妹書 教科書 関連頁へのリンクが張られており、疑問点を振り返り学習する際は効率的に挑めます。



様々な法務業務を進めるのに強い資格”行政書士”許認可申請・ビジネスコンサルタント・予防法務のスペシャリストになると、確実に取得したい資格ですね。行政書士資格取得のための学習には、「テキスト」と「問題集」どっちも手元に置くのが鉄則と感じます。実践的な問題が「テキスト」には不足していますし、「問題集」では基本的な問題の解説が不十分でした。



過去問だけでなく、公務員試験、オリジナル作成の問題も含まれます。それだけ多用でバラエティ感のある問題に取り組めることがメリットでありますが、その反面、過去問題のように、正答率や選択肢別の選択率などの分析データはありません。収載された過去問においてもそのような提示は無く、重要度がA、B、Cで記されるに留まります。分析結果を活用したい向きには、ちょっと物足りないかもしれません。
行政書士合格のトリセツシリーズの直近発売日や発売目安
書籍名 | (発売目安) | 直近の発売日書籍のリンク |
行政書士 合格のトリセツ 基本テキスト | 2024/11/11 (11月中旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
行政書士 合格のトリセツ 基本問題集 | 2024/11/11 (11月中旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
全部揃えた場合の概算金額 | ||
6,160円 | ||
おすすめ度 | ||
- 初学者でも理解しやすい
→ フルカラーで見やすく、図表イラストから視覚的に理解できる - アウトプットが豊富
→ テーマごとに問題が用意されている - 持ち運びに便利
→ 本体が4分冊にセパレート可能で別冊六法も付属 - 効率よく勉強ができる
→ 問題集は教科書とのリンクが掲載
ユーキャンの資格試験シリーズ


ユーキャンの資格試験シリーズの特徴
ユーキャンの行政書士シリーズは初学者でも飽きずに読み進められるように、レッスンの冒頭に1コママンガで学ぶ内容が挿入されており、学習イメージが湧きやすい仕様となっています。
法律の難しいルールや、わかりにくい法律用語はイラストや図表の具体例を用いて丁寧に解説され、重要項目を押さえた「POINTまとめ」や本格的に学び始める際の「学習のヒント」を掲載されているので、覚えやすい工夫がされているのも特徴のひとつです。
かなり初学者寄りに作られているので、こちらだけを使用して合格を目指すというのは少々厳しいと思います。
問題集は本試験の出題傾向を分析して、頻出の重要事項を一問一答形式で解いていくスタイルです。一目で重要度が確認できるよう、全問に重要度表示もされているので、復習の際の手間が省けるのも嬉しいところ。
また、重要ワードが赤字で解説されている文は、赤シートを使い穴埋め問題としても活用できます。
ユーキャンの資格試験シリーズの評判・口コミ情報
「ユーキャンの資格試験シリーズ はじめてレッスン」の購入者の評判口コミ



行政書士資格取得を考えている方向けの本。赤黒の2色刷りで、法律や行政書士の勉強をまったく行ったことがない方に向けた本といった印象ですが、大まかに試験の内容や全体像を掴むのには丁度いいと思います。おおまかに内容をつかめる一方、つっこんだ知識はえられないくらいのボリュームですので、すでに受験を決めている方には特に必要なく、そういった方は受験者用のきちんと勉強できる書籍を購入すべきです。



まず書籍体裁は、赤紫&黒の2色刷りで、厚さも1cm程しかないプレテキストの様な造りで、端的に言えば「教科書未満」です。資格柄避けられない霞が関調の『お役所言葉』への慣れ等も講義され、学習開始早々「教科書の意味が理解出来ない!」等と言う状態に陥らない事への配慮があったりします。総じて、かなりの上位資格を目指すが故の心構えを叩き込む「教科書を読む為の教科書」と言える一冊です。



行政書士試験では普段馴染みの薄い行政法分野が頻出します。行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法ですが、試験では各法律の適用の差が問われることが多いので、しっかりと体系付けて学習する必要があります。本書は初学者向けのテキストで、この体系を理解させることが主軸になっています。基本書、問題集と次々とやっていけば合格に繋がります。
「ユーキャンの資格試験 問題集」の購入者の評判口コミ



ハンディなサイズですので、通勤電車内での学習に向いています。見開きで問題と回答が同じ分量で並んでいました。回答部分を赤のシートで隠すことで必要な用語を確認することが出来ます。1000問という掲載問題の多さが本書のポイントでしょう。簡潔な回答の解説ですので、脳裏に定着させることに優れています。重要度が3つの★で表示され、それが問題ごとに示されていました。



赤黒に二色刷り赤シートに対応して、赤シートも付属します。見開きで左に問題文、右に解答解説というレイアウトでギッシリ問題が詰まっています。解答解説は、詳しく載っている。。とは言えません必要最低限で、間違いを訂正し正しい問いは短い文章で補完してくれます。この1000題を何回解くかが合格への鍵になるでしょうね



本試験合格に向け、まずは基礎学習を終えた方にちょうどよい記憶定着用あるいはすきま時間活用用の肢別本です。持ち運びに便利で、赤シートも付属しているので、その場その場での効率的な復習を可能にしてくれます。活字が大きめで見やすく、余白が結構あるので重要事項などを追加でメモっておくのにも最適。
ユーキャンの資格試験シリーズの直近発売日や発売目安
書籍名 | (発売目安) | 直近の発売日書籍のリンク |
ユーキャンの行政書士 はじめてレッスン | 2024/10/11 (10月中旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集 | 2024/12/25 (12月下旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
全部揃えた場合の概算金額 | ||
4,180円 | ||
おすすめ度 | ||
- 初学者の入門編には最適
→ レッスン冒頭のマンガでテーマの大枠が分かる - 重要ポイントが分かりやすい
→ 「POINTまとめ」や「学習のヒント」で重要点を理解できる - 付属の赤シートあり
→ 答えを隠しながら進められるので効率的
スッキリわかるシリーズ


スッキリわかるシリーズの特徴
TACの「スッキリわかる 行政書士」は主に初学者向けのシリーズとなっております。本書は合格得点である60%を超えるために無駄を省き、重要な部分だけを学習していくスタイルです。
各科目の冒頭にある「科目ガイダンス」で科目の流れと傾向が書かれているので、内容を整理してから学習を始められ、出題傾向を踏まえた「効率的学習方法」も掲載されています。
テキストは、赤系の2色刷りとなっていて、図表とイラストで飽きさせないように工夫してあり、可愛いパンダやコアラなどかわいいキャラクターで重要な人物関係などを表してくれています。
また、ストーリー仕立ての解説だけではなく、重要判例も簡潔な説明とともに紹介され、各テーマごとに「確認ミニテスト」が掲載されているので、内容の理解度を確認しながら学習を進められます。
ただし、重点的に合格得点の60%を取ることを目標としているので、他シリーズ本より内容量は少々劣ります。あくまでも行政書士試験の入門書という立ち位置で使用するのがいいでしょう。
スッキリわかるシリーズの評判・口コミ情報
「スッキリわかる 行政書士 テキスト」の購入者の評判口コミ



割と簡単・スッキリとまとまっていますが、ざっくりしすぎて逆に意味が分からないところもある印象です。ちなみに、この本は「初学者でも悩むことなく学習を進められます。」といった感じで紹介されていますが、全くの法律初学者がいきなり読んでも意味が分からないところは多々あるように思います。



可愛らしいイラストとわかりやすい噛み砕いた説明の本文が魅力で、初めて学ぶ人のとっかかりには最適だと思います。ただ、親しみやすいということは逆を返せば易しいということであり、本格的に学習が進んで「いざ過去問に挑戦」となった場合に、あまりの温度差に驚いてしまう可能性も無きにしも非ず。みやすさは抜群なので、入門書としておススメです。



パンダさんのキャラクターが登場しつつ、イラストを多用してわかりやすく解説している点に特徴があります。ただ、他のテキストと比べてページ数が少ないことからわかるように、情報量に不安があるのが正直なところです。本テキストを基本書として使うなら問題集などで知識をしっかり補強していく必要があるでしょう。逆に最初の入門書として使う分には最適な本かもしれません。
「スッキリとける 行政書士 問題集シリーズ」の購入者の評判口コミ



他社の問題集を使って勉強していましたが、解説が簡潔すぎてイマイチ納得出来ず、どうしてこういう処理をするのか分からないという状態に陥っていました。この問題集では、これこれこういう条文があって、それをこういうふうに当て嵌めるからこういう結論になるんですよ、と説明してくれるので、納得して次に進めます。理屈で考えたい人にオススメですよ。



行政書士試験用の基本テキストと併用すると効果が高い勉強ができると思う。
分かりやすく、親切丁寧な解説で使いやすいが1つの問題のトピック ごとに簡単なまとめが欲しい。 紙面に空いている白紙のスペースが多くあるのでそのようなところにまとめのページを作って欲しい。
スッキリわかるシリーズの直近発売日や発売目安
書籍名 | (発売目安) | 直近の発売日書籍のリンク |
スッキリわかる行政書士 | 2024/11/14 (11月中旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
スッキリとける行政書士 頻出過去問演習 | 2025/01/24 (01月下旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
スッキリ覚える行政書士 必修ポイント直前整理 | 2025/05/19 (05月中旬) | ![]() ![]() ![]() ![]() |
全部揃えた場合の概算金額 | ||
7,040円 | ||
おすすめ度 | ||
- 楽しく飽きずに勉強できる
→ パンダやコアラのイラストでほのぼのした雰囲気で学習が進められる - まずは要点を理解するのに最適
→ 重要な部分だけを学習していくスタイル - 理解度を確認しながら進められる
→ テーマごとにミニテストが設けられている
まとめ


各出版社の行政書士試験対策本をご紹介してきましたが、気になるシリーズはありましたでしょうか?シリーズ本のクオリティは本当に様々で、どのテキスト・問題集で勉強をするかによって大きく合否に関わります。
本記事でも一部抜粋して掲載しているような口コミやネット情報を見て購入されるのもいいですが、やはり最終的には自分で実際に内容を確認して選ぶべきだと思います。
あくまでも本記事は参考情報として役立てていただき、実際に書店で手に取って構成などを確認してみて下さいね!